E.Giudici はベルガモ・マンドリン合奏団の指揮者で、第一次大戦後いち早くマンドリン音楽を復興し、 イル・ブレットロ、モンツィーノ、マンドリニスモ 等に、「マドリーガル」 「ドンジョヴァンニのサロン にて」 「三楽章の組曲」等々を発表した。この曲は最も著名で、1926年に作曲され、マンドロンチェロを 主秦にした、音楽的にも極めて洗練された内容をもち、彼独日の境地をその旋律に謳いあげている。
(第69回定演パンフより)
私の思い出
私がマンドセロのパートマスターの時に演奏した曲です。数少ないマンドセロが主役の曲であり、鈴木作品で『リズム・パート』に慣れきって いたパートメンバーとともに、旋律楽器としてのマンドセロの良さを作り上げることに大 変苦労した事が、今も頭に残っています。
演奏会ではあまり演じられない曲ですが、マンドセロを担当されている方は、是非一度チ ャレンジしてみられては・・・・・・