作曲者中野二郎氏は名古屋在住の作曲家、指揮者であり、かつマンドリン・ ギター研究家である。又氏は、吹奏楽曲筆をマンドリンオーケストラに編曲す る編曲者としても著名で以前我部がとりあげた「華濁の祭典」等も氏の編曲に よるものである。氏の作品には、ギター独奏曲、マンドリンオリジナル曲等多 数あり特に「パガニーニの主題による30の変秦曲」は1954年のイタリア国際ギ ター作曲コンクールに入賞した。 又中野氏は音から童心の世界の純粋さを、こよなく愛しつづけられ、「こども 歳時記」「本朝昔噺絵本」等もある。
又中野氏は音から童心の世界の純粋さを、こよなく愛しつづけられ、「こども 歳時記」「本朝昔噺絵本」等もある。
(第64回定演パンフより)