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武井守成氏について

1890年鳥取に生まれる。東京外語学校に入学、途中イタリア留学。帰国後首席で同校卒業後、宮内省に勤め、式武官、楽部長、式部次官、戦後に式部長官となった。

1949年、オーケストラの練習中指揮台の上に倒れ、58歳で逝った。その間、氏は職務と平行して当時の我が国のプレクトラム音楽の中心的存在として活躍、作曲においてギター曲58、マンドリン合奏曲49(内ギター独奏曲よりの編曲10)等、114曲に及ぶ作品を残した。

また、自ら、「オルケストラ・シンフォニカ・タケイ」を率いてその発表の場とする一方、作曲コンクールや合奏競演会を主催して全国の徒を奮い起こした。(第63回パンフより)



私の思い出

私が武井作品を実際に演奏したのは3年生の時の2NDステージ1回だけでしたが、それまでの九大マンクラの定演は、武井作品が数多く演奏されていたようです。

その中でも「春のノスタルジア」という作品が私はすきでした。(演奏記録のページのタイトルに”ノスタルジー”的と修飾したのもこれからきています。)
古きよき時代の日本をマンドリンやギターの音色を通して、やさしく伝えてくれるそんな感じの作品で、好きな作曲家のひとりです。

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