コンラート・ヴェルキは1904年12月27日ベルリンで生まれた。12才の時、王室少年合唱団
の一員となった。そしてフーゴ・リューデル教授の指導下にあったベルリン歌劇場で指導さ
れ、一万、器楽指導をラインホルト・フォルパールに受け、理論面の指導をホフラートリレ
ドルフ・グロスから受けた。その間、1924年、20才の時に処女作「序曲一番ィ長調」を発表、
ひき続いで二、三、四番の「序曲」や「単章交響曲ホ短調」 「スペイン舞曲」「帰郷」
「グローセ・シュトゥンデ」 など、以後の10年間に代表的作品のほとんどを書いている。
そして1934〜1940年の間、ベルリンの Sterd scben Konservatorium で孫弦楽器を教える
教師をつとめ、1939年からは音楽教師委員会にあり、国家試験委員でもあり、アカデミー
の音楽と国民音楽とを正しく結びつけるための仕事もしている。
1962〜1966年には、ベルリン国立音楽学校の青年音楽指導者のためのゼミナール
指導者を勤め、現在はベルリンでリュート協会を主宰しており、ドイツ民族音楽の研究と
発展の為の中心的功労者として評価されています。
彼の作品はマンドリン、ギター、ブロック・フレーテ、ァコ-ディオン、そして民族楽器
のための作曲作品やバロック音楽の編曲作品など約100曲が現在出版されている。